森田理香子、横浜ゴムとクラブ用品契約

横浜ゴムと契約した森田理香子
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 女子ゴルフの元賞金女王、森田理香子(26)=リコー=とゴルフブランド「PRGR」の横浜ゴムが18日、都内の同本社で今季からクラブ用品契約を結んだことを発表した。契約期間は今年1月1日から3年間。

 髪を15センチほど短くカットした姿で会見場に現れた森田は、冒頭で「横浜ゴム様はゴルフに限らず、サッカー・プレミアリーグのチェルシー、モータースポーツなどをサポートされており、非常に光栄です。今年は3勝を目標に、特にメジャー大会の優勝を目指します。2016年の森田理香子に期待してください」とあいさつした。

 その後の囲み会見では今オフにグアムでトレーニングを行ったことを明かし、「今までのゴルフだけのオフとは違い、今年は海で魚を捕ったりと遊びも兼ねました。(2013年に)賞金女王になってからは、もがいても(結果が)出ない時があった。今年は考え方を変え、本とか(他の人からの)声を(実際に)試して、自分なりに変えてみようと思った」と心境の変化を表した。

 3月の国内女子ツアー開幕戦・ダイキンオーキッド(沖縄・琉球GC)から森田はキャディーバッグ、キャップ、サンバイザーに横浜ゴムのロゴを入れ、ドライバーの「iD nabla RS 01」をはじめ、フェアウエーウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジとパター以外のクラブでPRGR製品を使用。ボールもPRGRブランドを使うという。森田は「アイアンの見た目はヘッドが小さく細くて難しい感じだが、ボールは高く上がる。ドライバーは伸びがある。(初戦の)沖縄は相性が良くて自信があります。(2試合目は横浜ゴム主催で)今までと違った意味で楽しみです」と自分への期待を込めるとともに、精神面を含めてすべてを一新して開幕を迎える現在の心境について、「開幕への不安は低いです。(全部を変えて)ちょっと怖いけど、新しい自分を出せていければ」と話した。

 森田はまた、クラブに装着するシャフトも昨年までのものから一新するが、「今までは硬くて曲げたくないというシャフトだったが、今度はしなやかでコントロールが利き、力が前に前に伝わる。自分自身のスイングも変わってきてます。球数も打てなくなっている」と話し、スイングのトップからダウンスイングにかけてクラブが横に「寝て入るくせがあった」という部分の矯正に努めてきたことを明かした。

 会見に同席した横浜ゴムの野地彦旬社長は「本日は株主総会より多くの報道陣に集まっていただきました。日本女子ツアー界を代表する森田プロには1日も早く優勝をしていただきたい。昨年PRGRは黒字となりましたが、今後はゴルフ+タイヤにも波及効果を期待します」と話し、早速この日の午後に都内で行う同社関連の懇親会に森田を伴うことを示した。

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