石川 初V逸も来季シードには前進

 最終ラウンド、11番でバーディーパットを外した石川遼=ロバート・トレント・ジョーンズGC(共同)
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 クイッケンローンズ・ナショナル最終日(2日、ロバート・トレント・ジョーンズGC=パー71)

 最終ラウンドが行われ、トップと3打差の8位から出た石川遼は2バーディー、2ボギーの71とスコアを伸ばせず、通算11アンダーの10位に終わり、米ツアー初優勝はならなかった。通算18アンダーのトロイ・メリットがが初優勝した。

 石川は5番で5メートルを沈めてバーディーを先行させたが、後半は1バーディー、2ボギーだった。初日は63、2日目は68で回り、単独首位で決勝ラウンドに進んだが、決勝ラウンドの2日間はともに71でスコアを伸ばすことができなかった。

 来季のシード権確保へ正念場を迎えている石川だが、これでフェデックスカップのポイントランキングは前週の140位から125位に浮上した。125位以内に入れば、シード権を維持できるだけに大きく前進。レギュラーツアーは残り2試合。最後までギリギリの戦いが続きそうだ。

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