遼後退も首位と3打差 米ツアー初Vだ

 「クイッケンローンズ・ナショナル・第3日」(1日、ロバート・トレント・ジョーンズGC=パー71)

 単独首位で出た石川遼(23)=CASIO=は3バーディー、3ボギーの71で通算11アンダーの202とスコアを伸ばせず、首位と3打差の8位に後退した。ケビン・チャペルとトロイ・メリット(ともに米国)が通算14アンダーで首位に立った。タイガー・ウッズ(米国)は42位に順位を落とした。

 石川は上位がスコアを伸ばす中、アイアンやパットの精度を欠いて通算11アンダーのまま。首位の座を譲り「尻すぼみなゴルフ。流れが良くなかった。すごく悔しいイーブンパー」と唇をかんだ。

 前半は好調だった。1番で4メートル半のバーディーパットを決め5、7番もバーディー。しかし後半に入るとショットが右にずれ始めた。10、13番でスコアを落とすと、パットにも狂いが。1・5メートルのチャンスを外した15番など終盤に伸ばし損ね「フックとスライスを読み違えるあり得ないミスをしてしまった」と悔やんだ。最終組で「慣れないプレッシャーがあった」と明かした。

 それでもまだ首位と3打差。米ツアーにデビューした2009年から116戦目で、念願の勝利を狙えるチャンスを久しぶりにつくった。来季のシードが危うい立場で「優勝できれば全てが解決する。届く可能性がある限り目指したい」と必死に挑む。

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