巨人が161キロ右腕・マタ獲りへ 今季Rソックス3A 190センチ101キロ先発候補 基本合意情報も

 巨人が米大リーグ・レッドソックス傘下3AからFAのブライアン・マタ投手(26)の獲得調査を行っていることが9日、分かった。この日、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が自身のXで、マタがNPB球団と契約の基本合意に達したと伝えた。

 マタはベネズエラ出身で190センチ、101キロを誇る大型右腕。16年に17歳でレッドソックスへ入団してプロデビューした。10年目の今季は3Aで42試合に登板して3勝3敗2セーブ、防御率5・08。最速161キロの直球を武器に67回1/3で93個の三振を奪った。

 今季の巨人はエース・戸郷の不調に加え、シーズン終盤には赤星、井上、グリフィンの故障離脱が重なり先発が不足。先発補強は急務となっており、山口オーナーも「これら(補強ポイントを)を外国人とFAで達成できれば」と話していた。

 マタはメジャー経験こそないが昨季まで主に先発を務め、今後の伸びしろも期待できる。すでに今オフはレイズから自由契約の先発右腕フォレスト・ウィットリー(28)の獲得が有力。来季のV奪回へ向けて着々と戦力補強を進めている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス