五輪相「競技場もっと立派でも」 経済効果の観点から

 遠藤利明五輪担当相は27日、札幌市で開かれたスポーツ関連のシンポジウムで、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場について、五輪の経済効果の観点から「もうちょっと立派に造ってもいいじゃないかという思いがある」と述べた。

 新国立競技場は2500億円超に膨らんだ総工費に批判が高まり、昨年7月にザハ・ハディド氏のデザインに基づく計画が白紙撤回され、その後、政府が上限を1550億円に抑える整備計画をまとめ、同12月に新計画が決まった経緯がある。

 遠藤五輪相は、東京五輪の開催決定以降、海外からの観光客が増加していると指摘した。

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