巨人に罰金1千万円 3投手は無期失格

 巨人・福田聡志投手ら3選手が野球賭博行為に関与していた問題で、日本野球機構(NPB)の調査委員会は10日、都内で会見を開いた。福田ら3選手については無期の失格処分、読売巨人軍に対しては管理監督上の責任が重いとして制裁金1000万円を科すことが相当とされた。

 調査委の報告書では、野球賭博行為に関わった3選手の行動が詳細に記された。問題が発覚しそうになると、3選手は携帯電話のメールを削除。“口裏合わせ”をした上で、「食事を賭けていただけである」「復元されたメールに金銭の記載があるとしても、それは冗談を言い合っていただけである」など、巨人や調査委の聴取に対して虚偽の供述を続けていたという。

 巨人はすでに福田、笠原、松本竜の3投手を契約解除とする方針。また、原沢敦球団代表が一連の問題の責任を取り、辞任することも発表されている。

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