セ・リーグの最多セーブに輝いたヤクルトのトニー・バーネット投手(31)がポスティングシステムを利用して米球界復帰を目指すことが2日、関係者の話で分かった。米球界経験者が復帰のために制度を利用するのは初めてとなる。同日記者会見を開く。
外国人選手のポスティングシステム利用は、1999年の広島のケサダらの例があるが、いずれもドミニカ共和国に広島が設立したアカデミーの出身だった。
バーネットは米マイナーから2010年にヤクルト入団。6年間で2度のセーブ王になるなど通算260試合で11勝19敗97セーブの成績を残し、今季も14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。