現役最多333Sのキンブレル、カブスでメジャー復帰 元燕バーネット2試合で降格

 大リーグ、カブスは27日(日本時間28日)、マイナー3Aアイオワで調整していたメジャー現役最多333セーブのクレイグ・キンブレル投手(31)をメジャー昇格させ、元ヤクルトのトニー・バーネット投手(35)を3Aへ降格させたと発表した。

 昨季はレッドソックスの守護神としてワールドチャンピオンに貢献したキンブレル。シーズン終了後にレッドソックスから1年1790万ドル(約19億3000万円)のクオリファイングオファーを提示されたが、拒否してフリーエージェントに。今月上旬にカブスと今季を含めた3年4300万ドル(約46億3000万円)で合意した。3Aでは4試合、3回2/3を投げて防御率2・45だった。

 キンブレルの昇格に伴い、10年から15年までヤクルトの守護神として活躍したバーネットが3A行きを命じられた。日本での実績を評価され、16年にレンジャーズでメジャーデビューした右腕は3年で125試合、11勝4敗2セーブ、防御率3・50の成績を残した。今季はカブスと1年75万ドル(約8000万円)で合意。開幕を3Aで迎え、6月24日のブレーブス戦で今季メジャー初登板したが、2試合、1回1/3を投げただけで再び、マイナー落ちとなった。

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