東海大甲府がコールド勝ちで8強

 「高校野球・秋季関東大会1回戦、東海大甲府11-4春日部共栄」(1日、県営大宮球場)

 今夏甲子園出場の東海大甲府が、七回コールド勝ちで準々決勝に進出した。

 初回に4番・松岡隼祐内野手(2年)の右前適時打で先制。二回に3点、三回にも3点を挙げるなど、その後も着々と加点した。

 しかし、9点差と大量リードの六回に、プロ注目右腕の菊地大輝投手(2年)が突然の乱調。自らの失策なども絡んで4点を奪われると、この回で降板した。

 五回までは危なげない投球だっただけに「気持ちが切り替えられなかった。監督に『野球をなめるな!』と怒られました」と猛省。村中秀人監督は「心のどこかで隙を見せている。厳しくしった激励しました」と、大勝にも手綱を締めた。

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