「日本シリーズ・第３戦、ヤクルト－ソフトバンク」（２７日、神宮球場）

　ミュージシャンの石井竜也（５６）が国歌独唱を行った。サッカーの国際試合で経験済みという大役も、野球では初めてで「心臓が飛び出るくらいドキドキしました」と振り返った。「日本全体が凝視している中で国歌独唱をさせて頂き、名誉以外の何物でもない。こういう機会を設けて頂き、大変光栄です」とかみ締めるように話した。

　また、始球式にはロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太（２９）が登場した。「全然、練習していません」と話したが、ノーバウンドで見事なストライク投球を披露。「アップのときに投げたら、ソフトバンクのベンチに入ってしまい、試合前に乱闘になるところだった。力を抜いて投げたのが良かったのかな」と笑顔だった。