「ＤｅＮＡ７－５阪神」（１９日、横浜スタジアム）

　主砲の一発が流れを変えた。２点を追う三回、ＤｅＮＡの４番・筒香が能見の１４１キロの内角直球を右翼席に運ぶ逆転３ラン。２年連続２０号に乗せる一発で主導権を握ると、リードを保ったまま逃げ切った。

　筒香は「絶対に打つという強い気持ちで打席に入った。自分の（２０号という）数字を追いかけるより、チームの勝ちが大事。勝ちにこだわって、残りを頑張ります」と約束した。

　中畑監督は「筒香は苦しんでいたけど、きのうタイムリー、きょうホームラン。いいタイミングの時に打ってチームに勢いをつけてくれた」と、主砲の働きに目を細めていた。