仙台育英、東北対決制し21年ぶり8強

仙台育英-花巻東 4回途中から登板した仙台育英・佐藤世=甲子園(撮影・堀内翔)
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 「全国高校野球・3回戦、仙台育英4-3花巻東」(16日、甲子園)

 仙台育英(宮城)が、花巻東(岩手)との東北対決に競り勝ち、94年以来21年ぶりの8強入りを決めた。エースの佐藤世那投手(3年)は1点リードの四回途中から救援し、2安打無四球、1失点(自責0)の好投。17日の準々決勝では再び東北勢の秋田商と対戦する。

 仙台育英は一回に郡司、佐々木良の連続適時打で2点を先取。その裏に1点を返されると、二回には百目木が適時二塁打を放った。

 先発の百目木は四回に熊谷にソロホームランを浴びて花巻東に1点差に迫られ、なお1死一塁となったところで降板。後を受けた佐藤世が後続を断った。

 仙台育英は六回に青木の適時二塁打でリードを2点に広げた。七回に失策などで危機を迎え、犠飛で再び1点差とされたが、佐藤世が粘る花巻東を振り切った。

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