「ＤｅＮＡ２‐３阪神」（４日、静岡）

　ＤｅＮＡのエース井納が敗戦の責任をかぶった。２点リードの六回はマートンへの初球のフォークが高めに抜けて、同点２ランを被弾。七回は無死一、二塁から志願して打席に立ったが、送りバント失敗。続く八回は先頭の大和へのストレートの四球をきっかけに決勝点を奪われた。

　「バントできるかと聞かれたので、行きますと言った。きょうの試合は自分の責任で負けました」と肩を落とした。

　川村投手コーチは「マートンは調子が悪いという情報が入っていた。そういう相手に必死でやらないと勝ちに結びつかない。八回もその前のバント失敗から切り替えができなかった。エースなら、踏ん張らないといけない」と手厳しかった。

　中畑監督は「バントもダメ、続投もダメ。責任は私にある」と話した。