京都・伏見稲荷で、棟方志功の書を初公開
全国約3万社のお稲荷さんの総本宮である「伏見稲荷大社」(京都市伏見区)で、4月29日~5月8日に、棟方志功の筆「稲荷大明神」の掛軸が初公開されます。
1960年に第11代藤巻宮司が、20世紀を代表する木版の巨匠・棟方氏に依頼した掛け軸。通常は参拝者の目に触れない社務所内「正庁の間」に掛けられています。今回の初公開では、高さ140cm×幅70cmの掛軸からはみ出さんばかり、棟方志功独特の雄大かつ墨痕鮮やかな筆致から、その迫力を感じ取ることができるでしょう。
ほかにも、1960年に棟方氏が同社に滞在した際に客間の襖に描いた「御鷹図」、伏見稲荷大社の社家出身で江戸中期・日本の四大国学者の一人、荷田春満(かだのあずままろ)の生家「荷田春満旧宅(史蹟)」、後水尾天皇から拝領し、書院造が数寄屋造化していく様子を目にすることができる貴重な遺構「お茶屋(重文)」などの文化財も合わせて拝観することができる希少な機会です。
取材・文/浅野はるか
(Lmaga.jp)
