「第７８回日本選手権競輪・Ｇ１」が３０日から５月５日まで、福島県のいわき平競輪場で開催される。このＰＲのため、いわき市産業振興部公営競技事務所の木村丈二所長ら関係者が２２日、同競輪場応援サポーターの知香里（ちかり）さんを伴い東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

　令和６年能登半島地震復興支援、および大阪・関西万博協賛として行われる今年の「ダービー」には、Ｓ班９人が勢ぞろいする予定となっている。木村所長が「一昨年の開催時はコロナ禍でさまざまな制限がありましたが、今回はフルスペックで」と意気込むように、イベントなどには趣向が凝らされている。

　大会に先駆け、２９日１８時から前夜祭「ダービーイブ」を場内特設ステージで実施。ＤＪ・ＫＯＯ、ＭＡＸらが通称『空中バンク』の夜を彩り弾みをつける。節間も鬼越トマホーク（３日）、とにかく明るい安村（４日）、純烈（５日）らによるライブのほか、いわき市出身で同競輪場オフィシャルアンバサダーを務める女優・武田玲奈も最終日にトークショーを行う。

　また、東京駅から競輪場までの無料バス乗車招待（５月４日＝抽選）を２４日の２１時まで応募受付中。１４３億円の売り上げ目標を上回るべく、ファンサービスは充実度満点だ。知香里さんの注目は福島のエース・佐藤慎太郎。「地元のＧ１に照準を合わせてきているはず。優勝するところを見たい！」とうなずいた。