【ボート】増位山歌謡ショーは大盛況

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 「児島キングカップ・G1」(3日、児島)

 開幕の3日、元大関で歌手の増位山大志郎(68)が児島ボートに来場。イベントホールは熟年ファンで埋め尽くされた。「64周年の記念に児島に呼んでいただいてうれしく思います。岡山は力士だったひいじいさんの碑が、西大寺にあり、縁が深いところです。岡山にはいとこも住んでいます」と自らのルーツを語った。

 42年前の大ヒット曲『そんな夕子にほれました』は海老名香葉子さん作詞。「夕子は海老名家のお手伝いさんの名前で僕とは関係ないんです。そんな夕子がヒットして、僕には女性名の曲が多い」と夕子シリーズなどを次々に熱唱。「3年前に相撲協会を定年し、あと2年で70歳。昨年12月1日に東京でオープンした『ちゃんこ増位山』は東京ミシュランにも選ばれました」と年齢を重ね、ますます活躍の場を広げている。

 今年1月には『男のコップ酒』、9月には『白雪草』と立て続けに新曲をリリース。「北の湖さんが亡くなった時期と重なり、男のコップ酒を歌いながら舞台でポロポロ涙をこぼしたこともある。白雪草の作詞をして下さった下地亜記子さんは11月に亡くなったばかり。もっと活躍できる先生だった」と故人を偲びしみじみ。今月1日の日本作詩大賞で特別賞を受賞した『白雪草』をしっとりと歌い上げ、大勢の観客を魅了していた。

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