菜七子フィーバーハルウララには勝てず

 菜七子フィーバーもハルウララには勝てなかった。JRA史上16年ぶり7人目の女性ジョッキーとなった藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本=が参戦した15日の高知競馬には開門前から多くのファンが行列を作ったが、主催発表の入場人員は2660人。報道陣は51社、105人と、3日のひな祭りデビューの川崎(63社、137人)には及ばなかった。

 武豊がハルウララに騎乗した04年3月22日に記録した入場人員は過去最高の1万3000人。全10レースの売り上げも同8億6904万円と記録ずくめだった。開門を30分以上早め、馬券窓口にも長蛇の列を作った。

 一方、この日の入場人員は前年比167・5%と大きく増加したが、パドックや馬券窓口に混雑は見られなかった。高知競馬業務課の香川景さんは「武豊さんのハルウララの時は別格です。マスコミも110社以上で200人はいましたから。競馬場の前の道路も大渋滞だったし、入場人員はすごすぎました」と冷静に話した。

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