【オークス】ノーザンF、1~4着独占

 「オークス・G1」(24日、東京)

 桜花賞で抽選除外のうっぷんを晴らした。3番人気ミッキークイーンが父ディープインパクト譲りの鋭脚を発揮して優勝。忘れな草賞Vで賞金を加算して臨んだ樫の舞台で戴冠を果たした。2着は1番人気ルージュバック、3着には6番人気クルミナル。

 生産者のノーザンファームは1~4着を独占の快挙。中島文彦場長は「(ミッキークイーンは)牧場にいたころは線の細い体つきでしたが、切れ味がありましたね。それにしても生産馬が上位4着を占めるとは」と夢見心地の表情だ。2歳の全妹ルールブリタニア(美浦・国枝)は秋以降の初陣を予定。また1歳の全弟は昨年のセレクトセールでカタールの王族が1億8千万円(税抜き)で落札しており、当歳は父エンパイアメーカーの牡馬。母ミュージカルウェイは現在、オルフェーヴルの種を宿している。

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