【桜花賞】クイーンズ馬体減が不安?

 「桜花賞・G1」(12日、阪神)

 この春のG1から新企画『デイリーうま屋 調べ隊』がスタート。各G1ごとにテーマを決めて、東西トレセン関係者にアンケート調査を行います。桜花賞のテーマは「3戦無敗馬3頭の取捨」についての聞き取り。クイーンズリングに対しては、フィリーズレビューでの20キロ減の体重に関して意見が分かれた。

 「別に細くは見えなかったし、問題ない」(関西騎手)、「大幅減であの走り。明らかに能力が違う。1F延びてさらに強い走りが見られそう」(関東騎手)といった声が聞かれる一方で、プロの意見は“本番への影響あり”という否定的な見方がほとんどだ。

 その一部を紹介すると「陣営はまだ原因が分かってないはず。頭を抱えているのでは」(関東調教師)、「個体差はあるけど、(成長する)3歳春に、ここまでの馬体減は歓迎材料じゃない」(関西助手)、「輸送の短い関西圏の競馬で20キロ減。正直、かなり中間の調整は難しい気がする」(関西厩務員)などなど。また「数字だけ戻っても、中身が伴っていないこともあるから」(関西助手)とレース当日に馬体重が戻っていても安心できないとする意見もあった。

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