「フィリーズＲ・Ｇ２」（１５日、阪神）

　上昇ムードだ。コートシャルマンは１１日、栗東坂路での単走追いで４Ｆ５２秒３－３８秒２－１２秒３。テンからしまいまで集中力を切らさず、右肩上がりのラップを刻んだ。初コンタクトとなった岩田は「乗りやすいし、リズム良く走れたと思う。感覚よりも時計が出ているね」と手応えの良さに笑みを浮かべた。

　昨年暮れの阪神ＪＦは見せ場なく１０着に終わったが、年明け初戦のフェアリーＳは０秒２差の４着と見せ場十分の内容。松永幹師は「前走は前有利の流れだったが、頑張って走ってくれた。短期放牧からいい状態で帰厩できたし、力を出せると思う」と桜の権利獲得に期待を込めた。デビューから２連勝を決めた７Ｆ戦で真価を発揮する。