【シルクロードS】ブライベン完封劇
「シルクロードS・G3」(1日、京都)
自分のスタイルを守って逃げるだけだった。アンバルブライベンが好スタートから気合をつけ、押しながら先手を奪う。いったんは外から競りかけたニザエモンに先に行かれかけたが、譲らない。最後まで身上の粘り腰を見せて後続の追撃を封じ、重賞2勝目を挙げた。
「あの馬(ニザエモン)が来るのは予想していましたからね」と田中健は振り返る。前半3Fは33秒9。同型の存在で、前2走とは違い厳しいペースだったが、しぶとく粘り込んだ。「逃げることしか考えていませんでした。この流れで押し切れて良かった」と“激流”を克服しての白星に満面の笑みを浮かべた。福島師は「ファンが実力を認めてくれて2番人気で勝てたのも大きいですね」と目を細めた。
昨年10月の福島民友Cから1、1、2、1着と4戦連続連対。6歳牝馬とは思えないほどの充実ぶりで、短距離界の中心的な存在へと躍り出た。
当初は「左回りの走りがもうひとつで…」と高松宮記念(3月29日・中京)への参戦は否定的だったが、この勝利で「行きます」と指揮官はきっぱり。直線の長い桶狭間でも逃げまくるだけだ。
