【大阪杯】エピファ3着…打倒キズナへ
「大阪杯・G2」(6日、阪神)
完敗だった。単勝1・9倍の1番人気に支持された菊花賞馬エピファネイアは3着。同世代のライバルの強烈な末脚に屈した。福永は「俺が動いて行くしかなかった。キズナが後ろにいるのは分かっていたんだけど。前も離れていたしね。タイミング良く行けたと思ったが…」と大きく息を吐き、唇をかんだ。
道中は後方3番手で折り合い、最後方を進んだキズナを引き連れる形。4角手前から進出を開始したが、直線半ばでライバルにかわされ、2着馬にも首差届かなかった。「結果的に前にいたトウカイ(パラダイス)もつかまえられなかったからね。4角を回って、もっとグッと来ると思ったけど、休み明けの分かな」と振り返った。
次走は既に招待を受諾したクイーンエリザベス2世C・香港G1(27日・シャティン)を予定する。さらなる厳しい戦いに向けて「これで終わりじゃないから。これからは“打倒・キズナ”で頑張っていかなあかんな」とキッパリ。再び対決するその日まで、人馬ともにレベルアップを図る。