【凱旋門賞】池江師、オルフェに脱帽
「凱旋門賞・仏G1」(10月6日、ロンシャン)
規格外の強さに指揮官も改めて脱帽だ。一時帰国した池江泰寿調教師(44)=栗東=が18日、栗東トレセンでフォワ賞・仏G2を連覇したオルフェーヴル(牡5歳、栗東・池江)について語った。「これまでで一番、完成度の高いレースができたと思う。年齢を重ねてパワーアップしたし、精神的にも成長しましたね」と前哨戦の内容に満足そうな笑みをこぼした。
ただ、フォワ賞とニエル賞に計5頭を送り込んだA・ファーブル師のひと言が気になっている様子。「レースの当日“きょうは勝つために来たんじゃない”と言っていたそうです。前哨戦はライバルを物差しで計っていた、と。不気味ですね」と師。改めて気を引き締めて、本番の凱旋門賞・仏G1へと駒を進める。