三浦瑠麗氏 選挙特番の政治家を怒らせる手法に疑問「怒らせねば自分のメンツが立たない」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が1日、ツイッターに新規投稿。選挙特番で出演者が政治家を怒らせるような問いかけをする風潮に苦言を呈した。

 三浦氏は「別に、政治家を怒らせないようにしようなんて1ミリも思ったことないけれど、地上波の『なんとかして怒らせねば自分らのメンツが立たない』という風潮は意味わからんね。相手の話を聞かなければ質問の意味がないじゃん。相手の話を聞くってのは相手にとって本質的な問題を真っ向から聞くってことだよ」と記述。続けて、「要は、聞きたいことがないんだね。あれは。」とつぶやいた。

 さらに連続投稿で、「わたしはネットの開票特番の司会やってたのでテレビ見てないし、特定の番組について言ってるんじゃないよ。ずいぶん前から地上波は、忖度か怒らせかどっちかみたいな雰囲気があるじゃない?ってはなし」ともつづった。

 最後に「あと明示的に言われたこともありますね。政治家は怒らせて帰さなきゃって。そう?と思ったけど。」と暴露した。

 31日に投開票された衆院選では、テレビ各局が選挙特番を放送。中継で出演する各党の代表や幹部に対して、キャスターが厳しい質問をぶつけ、イラッとさせたり、口論のような形になる場面もあった。

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