テレ朝玉川徹氏「しらじらしいんだよな、丸川さん」五輪意義に美辞麗句の大臣に

 テレビ朝日の玉川徹氏が12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。丸川珠代五輪相が五輪開催の意義として「絆を取り戻す」と話したことに対して、「しらじらしいんだよな、丸川さん」と全否定した。

 丸川大臣は11日の閣議後の定例会見で、「東京大会開催は特にコロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義があると考える。世界中の人々が新たな光を見いだすきっかけになる」と語った。

 この発言についてコメントを求められた玉川氏は「絆を取り戻すとか新たな光をとか、こういう抽象的で美しい言葉を並べていますけど、これを本当に目的としているんですか?と思うんですよ。政府がそこまでオリンピックをやりたい。国民の多くが命と健康を損なうんじゃないかと不安を持っているときに、絆とか新たな光とか…そこですか?本当は違うところにあるんじゃないかと見透かしている人が多いんじゃないか」と指摘した。

 その上で、真意をごまかした形で美辞麗句を並べることを「むしろ抽象的な美しい言葉を使われると、しらじらしいと感じる人が多いんじゃないですか、僕を含めて」と受け止めた。

 玉川氏は、政府が五輪の意義が「(震災からの)復興五輪」から「コロナを克服した証し」、そして「絆を取り戻す」と変化していることにも言及。「コロナを克服した証しというなら、コロナが克服できていなきゃいけない。とんでもない奇跡でもなきゃ克服はできない。それでうち出してきたのが絆ですか。なんかしらじらしいんだよな、丸川さん」と大臣に呼びかけた。

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