「山田広報官」「体調不良」がトレンドに…「既視感」「診断書提出を必須に」の声も
菅義偉首相の長男正剛氏が勤める放送関連会社「東北新社」から高額接待を受けていた山田真貴子内閣広報官の辞任が1日に発表されたことを受け、「山田広報官」「体調不良」などの関連ワードがツイッターのトレンドになった。
菅義偉首相が2月24日に山田氏の「続投」を明言しながら、この日、突然の辞任が発表され、山田氏が28日に入院していたことも明かされた。このため、1日に出席予定だった衆議院予算委員会も欠席となった。
こうした流れを受け、ツイッターでは「既視感しかない」「辞職しても天下り先など用意されてるんだろうな」などと不祥事の当事者がたどる“慣例”と指摘する声のほか、「辞任して終わらせるべきでない。退院してから国会に召喚して尋問に答えるべきだ」と訴える意見もあった。
さらに、「いくら自民党の伝統芸とはいえ、官僚まで使うようになるとは…。病気で辞任する際は『診断書提出』を必須にして欲しい」との提言もあった。
山田氏は総務審議官だった2019年11月に東北新社から「飲食単価」7万4203円の接待を受けていたことが明らかになったが、菅首相は「女性の広報官として期待している」として続投の意向を示していた。