大阪府 無観客ライブ配信に支援の補助金 上限70万円
大阪府は15日、新型コロナウイルス感染症対策のため、営業を休止している府内の劇場、演芸場やライブハウスなどの運営事業者を対象に、無観客ライブの配信事業の立ち上げ支援を新たに行うと発表した。「大阪府文化芸術活動(無観客ライブ配信)支援事業補助金」として、上限70万円を補助金として交付する。
ライブハウスや劇場、演芸場などの民間施設が、文化の発信拠点としての社会的役割を継続できるようサポート。この支援を通じて、音楽アーティストや漫才・落語・浪曲などの演芸家等が出演する場を創出するとともに、府民に自宅に居ながらにして文化芸術を楽しんでもらう機会を提供したい、としている。
補助対象者は、大阪府から休業要請を受け、休業している府内の施設のうち、(1)反復継続的に文化芸術活動を提供している施設 (2)概ね50名以上の収容が可能な施設--であることなどが条件。7月17日までに応募書類の提出が必要だが、予算の上限に達した時点で募集を終了する。