声優の野沢雅子が１日、ＮＨＫ「あさイチ」で、羊の執事「ひつじい」役の声で出演。近江友里恵アナ、博多大吉の無茶振りに七色の声で“生対応”し、スタジオを沸かせた。

　この日は「到来！真の羊肉ブーム」と題し、おいしい羊肉の食べ方などを紹介した。そのナレーションを担当したのが「ひつじい」だった。

　この声を聞いた視聴者から「ひつじいの声はまさかかめはめ波を放つ最強戦士の方ではないですか？」とのメールが届き、近江友里恵アナウンサーが「この方です」と紹介。別室にいた野沢が「オッス！おら、悟空。よろしく」と大人気アニメ・ドラゴンボールの主人公の孫悟空の声であいさつした。

　これに大吉は「野沢さん、すいません。今まで引っ張って」と番組中盤まで野沢の声に触れなかったことを謝罪。すると近江アナがいきなり「悟空さんは、羊の肉は好きなんですか？」といきなり無茶ぶり。野沢は悟空の声で「おら、食ったことねえぞ」と答えた。

　これで調子に乗ったのか？大吉が「でも、ど根性ガエルのひろし君は食べたことありますよね？」と質問。野沢は「うーん、母ちゃんがやったかな？煮てくれたかな？」とひろしの声で再び対応。

　大吉の攻撃はまだ終わらず「９９９の鉄郎君はどうでしょう？」とまたも無茶振り要求で、野沢は「メーテルは食べたらしいですけど、僕は食べたことないです」ととっさの質問にもしっかり鉄郎の声で対応した。

　すると、その別室に華丸が現れ、「孫ごはんだよ！」とスタジオで食べている羊肉を差し入れ。これに野沢は「えー！」と感激しながら羊肉を口にした。そして味の感想を求められると思わず素の声で「あ、おいしい！」。

　これにはスタジオも大笑いで、華丸は「うめぇ！じゃない？」と、孫悟空の声ではなく、思わず素の声が出たことに爆笑していた。