NHK会長 受信料値下げの再任対策説に反論「それほど俗っぽくありません」
NHKの籾井勝人会長NHKが9日、都内の同局で定例会見を開き、局執行部が受信料を来年秋から月額50円程度の値下げをする案を経営委員会に示した-とする報道があったことについて質問に答えた。来年1月に任期満了を迎える自身の再任のために受信料値下げを利用している、という指摘に対しては反論した。
この日は正式には、値下げを提案したとは明言しなかった。しかし、以前から籾井会長は、NHKの収支が良好なことから、「余ったお金は視聴者にお返しする」と、受信料値下げについて考えを示しており、「この考えは変わっておりません」と強調した。
経営委員会をはじめ、局内には慎重に議論すべきだという声もあると指摘されると、「慎重論があることは承知しておりますが、私は何回も言っておりますように、余ったお金はNHKが勝手にどうこうする問題ではない」と答えた。その上で「今、余ったものは今返す」と視聴者に還元するとした。
また、来年1月に任期が切れる籾井会長が再任を目指すための施策の一つに受信料値下げを取り入れているのではないか、という質問に「籾井が(任期を)伸ばそうと思ってやっているとか、ちょっと恥ずかしいと思いませんか?私はそれほど俗っぽくありません」と、“人気取り”説を否定した。
