極楽とんぼ、15年ぶりライブで感謝と謝罪…加藤「俺は待ってた」

15年ぶりのコント披露となるライブを行った極楽とんぼ(左から山本圭壱、加藤浩次)=仙台市内
15年ぶりのコント披露となるライブを行った極楽とんぼ(左から山本圭壱、加藤浩次)=仙台市内
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 お笑いコンビ・極楽とんぼが10日、宮城県仙台市内で、15年ぶりの単独ライブ「極楽とんぼ 単独ライブ 全国ツアー2016」の仙台公演を行った。

 3日に札幌で行う予定だった公演が台風10号の影響で延期となったため、実質的にはこの日が初日公演。山本圭壱(48)が06年7月に不祥事で吉本興業を解雇されて以来、久々のコント披露の場で、今回のツアーのために書き下ろした作品8本を加藤浩次(47)と熱演。“復活舞台”を飾った。

 コント終了後のあいさつで、山本は「10年間、いろんな人の力があって、こうして帰ってくることができました。皆さんの応援のおかげです。これからちょっとずつ世に出られるように頑張っていきますので、よろしくお願いします」と頭を下げてファンに感謝と謝罪を口にした。

 また、熱狂的な広島ファンの山本は、コントの合間に巨人-広島戦の途中経過をチェック。「今カープが勝ってます。そういうことも、うまい具合に重なってくれている」と、広島の25年ぶりとなる快進撃を自身の復活になぞらえた。

 加藤は「こういう場が与えられるのは当たり前じゃないんだぞ。本当にダメなことをしたんだけど…、俺は待ってたんだからな」と感慨深げに話した。またこの日、同ツアーの東京公演が追加されることも発表。追加公演は11月19、20日に東京・恵比寿の「The Garden Hall」で行われる。

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