両さん役のラサール石井 こち亀の連載終了「つらい」

 今年で連載40周年を迎えた人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、17日発売の「週刊少年ジャンプ42号」(集英社)で最終回を迎えることが3日、分かった。作者の漫画家・秋本治氏(63)が東京・神田明神で、絵巻奉納式後に会見して発表。1976年9月からの長期連載に幕を閉じる秋本氏は「(主人公の)両さんの引き際として、40周年を祝われてスッと消えるのが大団円」と、決断理由を明かした。 

 タレントのラサール石井(60)が同日、都内で、主演舞台「舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所」(9~19日、アイア2・5シアタートーキョー)の稽古の合間にデイリースポーツなどの取材に応じ、連載終了に「つらいですね」と思いを語った。

 1996年にフジテレビ系アニメで両津の声を務め、99年から舞台でも演じてきた。8月上旬には連載終了を知っていたといい、「びっくりしました。終わらないと思っていた。まだまだ続けてほしかった」と、寂しさを募らせている。

 舞台も最後の気持ちで臨んでいるという。自身とは正反対という両津を演じ、「分身のようなもの。活力が沸き、夢を見ている時期」と出会いに感謝。秋本氏には「ご苦労さまでした。新作に期待しています。一度食事したいです」とメッセージを送った。

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