椎名林檎 リオ五輪閉会式アトラクションで音楽監督 東京五輪に期待

 リオデジャネイロ五輪の閉会式が21日、開催され、フラッグハンドオーバーセレモニーでは次回開催都市である東京都の小池百合子知事(64)が和服姿で五輪旗を受け取った。次回開催都市による恒例のアトラクションでは歌手の椎名林檎(37)がクリエーティブスーパーバイザーと音楽監督を務め、安倍晋三首相(61)が人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の主人公、マリオにふんして登場。スポーツの政治利用か物議を醸しそうだ。

 椎名の他にも、Perfumeの振り付けやライブ演出、BABYMETALの振り付けで知られるMIKIKO氏が総合演出と演舞振り付けを担当するなど、日本のトップクリエーターたちが制作チームに参加した。

 関係者によると、椎名は現地入りしなかったという。アトラクションでは「君が代」に続き、椎名の「ちちんぷいぷい」、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅをプロデュースする中田ヤスタカ作曲の「1620」などの“邦楽”がリオの夜空に鳴り響いた。

 10分間のショーで世界を魅了してみせた椎名は「『キャストが当日誇りを持ってフィールドへ立ってくれるか如何か』しか少なくとも私は気にしておりませんでした」と“裏方の心得”を披露。

 制作過程でMIKIKO氏からジャズバンド、SOIL&“PIMP”SESSIONSの楽曲を参考資料で渡されたといい、「彼女のそうした感覚がすでに答えになっている…つまり今のリアルな東京であり、昔ながらの江戸前を説明する結果になっていると感じました」と説明した。

 椎名は22日、東京五輪への思いを込めた楽曲「13 jours au Japon~2020日本の夏~」の配信を開始。グルノーブル冬季五輪記録映画のテーマ曲「白い恋人たち」のリメークだ。

 この日は閉会式生中継直後のNHKにVTR出演。「目の当たりにできるのは、それぞれの人生に揺さぶりかける衝撃、出来事ですよね」と、東京五輪に期待していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス