笑点 歴代最高28・1%、昇太効果か

 落語家・春風亭昇太(56)が6代目新司会者として初司会を務め、大喜利新メンバーに林家三平(45)が初登場した29日生放送の日本テレビ系「笑点」(日曜、後5・30)の平均視聴率が、現在の放送時間になった1996年4月14日以降、番組の歴代最高となる28・1%だったことが30日、分かった。(数字は関東地区。ビデオリサーチ調べ)

 新体制となった「笑点」が同番組の今世紀最高を記録する好発進となった。昇太が小気味よいテンポで進行し、三平が最後に4枚の座布団を取り上げられる“オチ”で盛りあがり、番組史上最高の数字をたたき出した。

 瞬間最高視聴率は午後5時56、57分で32・3%。林家たい平(51)が同局系「24時間テレビ39」(8月27、28日放送)のチャリティーマラソンランナーに決まり、出演者がエールを送る場面だった。

 桂歌丸(79)のラスト笑点となった前回22日は第2部(第1部22・7%)で27・1%をマーク。09年に4代目司会者の先代・三遊亭円楽さん(享年76)が亡くなった3日後の追悼特番での平均視聴率に並ぶ今世紀最高タイとなっていたが、あっさり記録を更新した。

 番組の統括プロデューサー・中村博行氏は「落語家の皆様の汗と努力と才能、関係者の皆様、番組スタッフが一体となって笑点を支えて応援していただけた賜物」と述べた。

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