バド女子山口、ダレノガレが熊本慰問

 熊本地震で大きな被害に遭った熊本県益城町に本社を置く再春館製薬所のバドミントン部が3日、避難所となっている同町の総合体育館を慰問した。女子シングルスでリオ五輪出場が確実な山口茜(18)ら15人が、炊き出しや清掃を手伝った。

 モデルのダレノガレ明美(25)や鹿児島県志布志市から来たボランティアらと活動。黒豚の角煮やシラス、さつま揚げをどんぶりに盛り付け、千食を配った。日本代表合宿を一時離れて参加した山口は「今は大変な時期。被災地の人を元気にしてあげられたら」と話した。山口は4月に入社、地震発生時は海外遠征中だった。

 また、ダレノガレは、熊本市内の「竜之介動物病院」も訪問。動物用だけでなく、人が使うための支援物資を運び込んだ。飼い主と一緒に暮らせないペットたちを前に、涙ぐむこともあったという。

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