高良健吾「不謹慎狩り」に憤り
熊本市出身の俳優・高良健吾(28)が25日、東京・テアトル新宿で行われた主演短編映画「うつくしいひと」の熊本地震復興支援のチャリティー上映会の舞台あいさつに出席した。
高良は、芸能人らがブログなどで震災支援の意思を表明することへ否定的な書き込みをする「不謹慎狩り」に対して、憤りの言葉を発した。
高良は現地での給水活動を通じて、被災地の実態を痛感しているだけに、「いいことも悪いことも表面的に批判されたりしているが、その真ん中に『心配』という気持ちが入っていると思う。言葉の揚げ足取りで人格を否定されることはおかしい」などと批判した。
行定勲監督も「被災地の人は寝てない。疲れは並じゃない。(不謹慎狩りで)否定するヒマがあったら、被災地の人の気持ちを考えてほしい」などと語気を強めて語った。