細川たかし 17年ぶりの故郷凱旋公演

 演歌歌手の細川たかし(65)が22日、故郷の北海道虻田郡真狩村(まっかりむら)で、デビュー40周年と開村120周年を記念した無料凱旋ライブを開いた。

 1998年以来、17年ぶりの凱旋公演。デビュー曲「心のこり」や代表曲「北酒場」など12曲を野外の特設ステージで熱唱した。北の大地に照りつける強い日差しに、序盤は「暑いよ」を連発した細川だったが、ラストに30人の津軽三味線奏者と披露した代表曲「望郷じょんから」では、思わず大粒の涙をこぼした。「ふるさとがあるって幸せだよね。天国の両親も喜んでくれるかな」と感慨深げだった。

 人口2130人の真狩村にはこの日、おらが村が輩出した大スターの里帰りとあって、ほぼすべての村民と村外からのファン合わせて5000人が集結、過疎化に悩む村民を喜ばせた。

 公演前には、生家跡地に立った「芸道一代 細川たかし生地」と自筆の石碑の除幕式を行った。「故郷を大事にしたい」と細川自らが希望し、自治体などが建立した。

 「50周年まであと10年頑張りたい」と新たな誓いを立てた細川は「もう一度大賞がほしい。お任せ下さい、頂きます」と3度目の日本レコード大賞獲りも宣言した。

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