又吉「火花」 フィーバーさらに過熱!

 第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)の著書「火花」が増刷され、累計発行部数が100万部を突破することが17日、分かった。16日の受賞発表直後から書店に並ぶ同書は飛ぶように売れて、連休となる週末にかけて品薄が危惧される状態になった。

 又吉は、16日午後11時ごろに会見を終えると、祝賀会をはしごして朝まで飲んで、関係者と喜びを分かち合った。17日は本業のお笑いではなく、受賞関連のインタビューを受けるなど、“文豪”として1日を過ごした。

 受賞決定を受けた文芸春秋は、それまでの69万部から104万部まで増刷すると発表した。また、インターネット通販大手のアマゾンでは受賞決定後、約2時間で在庫がなくなるなど、「火花」フィーバーは熱を帯びた。

 一般的に作家の印税は10%で、ミリオンセールス達成で1億2000万円ナリ。所属の吉本興業に一部が差し引かれるが、1億円ほどが又吉の手元に入るとみられる。

 又吉がプライベートでも訪れる紀伊國屋書店新宿本店では、店の入り口に並んだ「火花」がバカ売れ。西根徹店長は「今日だけで夕方までに3桁は売れました。在庫も薄くなりつつあるので、連休中が心配です」とうれしい悲鳴を上げた。

 同店では又吉が、6月放送の「アメトーーク!」のロケを行った。「放送後も売り上げは10倍になりましたが、今回は30倍くらい。撮影中はシャイでも、自分のフィールドにいらっしゃる感じがしました。長く書き続けてほしいです」と期待を寄せていた。

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