キンキンの「アド街」守る!

 タレントで俳優の愛川欽也さんが15日に都内で亡くなっていたことが17日に分かり、芸能界が悲しみにくれた。半世紀にわたって第一線で活躍し、数々のテレビ、ラジオ番組や映画をヒットさせてきただけに交友範囲も広く、大ベテランから中堅まで多くの芸能人が突然の死を惜しんだ。

 テレビ東京系「出没!アド街ック天国」のレギュラー陣にも、病状は伝えられなかった。第1回から出演している峰竜太(63)は都内で「愛川イズムを発揮できれば、恩返しできるんじゃないかな」と継承を誓った。

 訃報を知ったのはこの日の朝。2月4日、「アド街」1000回記念特番の収録が最後の対面だった。愛川さんは収録後のパーティーを欠席。妻のうつみ宮土理は「大丈夫。ちょっと風邪が出ちゃったから、うちで寝てる」と説明したという。

 峰はこの日放送のラジオ日本「峰竜太のミネスタ」で、「うつみさんが最後まで…愛川欽也を…守ろうとしたんだと思います」と涙で声をつまらせた。

 薬丸裕英(49)は「たくさんの想い出があり過ぎて今は心の整理がつきませんが感謝の気持ちでいっぱいです」とブログで追悼。

 歴代秘書(アシスタント。局の女子アナウンサーが担当)もその死を悼んだ。初代で現フリーの八塩圭子(45)は「第1回の放送があった4月15日にさよならだなんて」とコメント。2代目の大江麻理子アナ(36)は「キンキン様、これからもずっと大好きですよ!」とツイートし、3代目の現職・須黒清華アナ(30)はブログで「これからもアド街を守りつづけていきます」とつづった。

 愛川さんから司会を引き継いだV6の井ノ原快彦(38)は、手紙でやりとりできたことに「なによりの宝物。1度だけゆっくりとお話がしたかったです」とコメントした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス