ジャニー喜多川社長、セクゾン舞台に涙

 Sexy Zoneの佐藤勝利(18)と中島健人(20)の主演舞台「2015新春 ジャニーズ・ワールド」(来年1月1~27日、東京・帝国劇場)のけいこが31日、都内で行われた。

 2012年にスタートした人気舞台の第3弾は「平和の尊さ」をテーマに、初めて舞台終了後に5分間のエピローグを取り入れた。フォーリーブスのシングル「君にこの歌を」(69年11月)を全員で合唱。同楽曲は83年に3大都市で行われた、たのきんトリオ「たのきん3球コンサート」のラストステージでも歌われたもの。

 自然災害の画像が流れる中、「今を大切に生きましょう」というメッセージを読み上げる佐藤は「社長に『現実に起きたことを伝えよう』と言われてた。気持ちを込めて伝えます」と語り、中島は「人生の現実味を出した。ジャニーズ・リアル」と新たな試みに表情を引き締めた。

 舞台をプロデュースするジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(83)は、「涙もろい方じゃないけど、涙を流してしまった」と感涙。フォーリーブスの楽曲をとっさのひらめきで起用したといい、「雰囲気に合っている」と手応えを見せた。

 紅白とカウントダウンコンサートに出演する2人はこの日、帝劇、NHKホール、東京ドームと大移動。元日も舞台本番と大忙しの年末年始に中島は「どこにいるか、わからない現象。でも、ジャニーズ・ハッピー」と疲れも見せず、充実感を漂わせていた。

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