佐々木氏は現役時の03年に大河出演

 プロ野球・阪神タイガースの元投手で俳優の嶋尾康史(46)がNHK大河ドラマに初出演することが28日、分かった。出演するのは12月21日に放送される「軍師官兵衛」(日曜、後8・00)の最終回「乱世ここに終わる」で、豊臣家の重臣・大野治長役を演じる。

 過去に大河ドラマに出演した元プロ野球選手には、阪神のエースで広島、日本ハムのリリーフエースだった江夏豊氏がいる。「独眼竜政宗」(87年)で主人公・伊達政宗の側近・屋代勘解由を演じた。政宗は熱狂的な阪神ファンの渡辺謙が演じている。元ヤクルト、巨人で現タレントの長嶋一茂は「義経」(05年)で奥州藤原氏の国衡(くにひら)役。江夏氏と一茂は引退後の出演だが、“大魔神”佐々木主浩氏は米大リーグ・マリナーズ在籍中、「武蔵 MUSASHI」(03年)に出演した。佐々木氏が演じた大野治房は、嶋尾が演じた大野治長の弟だ。

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