女性ファッション誌「セブンティーン」のモデル・森川葵（１９）が、２６日に公開された映画「劇場版　零～ゼロ～」で角川ホラーの新ヒロインを演じている。

　角川ホラーは、「リング」シリーズの松嶋菜々子（４０）や仲間由紀恵（３４）、「死国」の栗山千明（２９）、「アナザー」の橋本愛（１８）らが出演し、のちのブレークにつながる出世作となってきた。森川は「最近になって、こんなにすごい方たちが出ていたと知ったんです。（自分が）出るなんて、大丈夫かなって感じでした」と振り返る。

　モデル出身だけに、「まだ女優って言われると『ごめんなさい！』って思います」と苦笑いするが、１０月からはＴＢＳ系ドラマ「ごめんね青春！」にも出演、年内公開予定の主演映画「チョコリエッタ」では頭を丸刈りにする女優魂をみせている。

　「零」は、もう一人のヒロイン、中条あやみ（１７）と学園で起こる神隠し事件の謎に迫るストーリー。撮影中には宿泊先で、聞こえるはずのない時計の音を聞く恐怖を味わったが、ひょうひょうと乗り切った。女優として迷い、揺れながらも経験を積んでいく原石の今後に注目だ。