訪朝・猪木氏への懲罰動議を可決

 参院は13日午前の本会議で、国会の許可を得ずに北朝鮮を訪問したアントニオ猪木氏への懲罰動議を自民、公明、民主各党などの賛成多数で可決した。

懲罰委員会が月内にも具体的な懲罰内容を固める。参院での懲罰動議可決は1952年以来、61年ぶり。猪木氏が所属する日本維新の会は反対した。

 動議は猪木氏の行為を「重大かつ明白なルール違反。参院の秩序を乱すもので看過できない」と指摘。国会法は懲罰の種類について(1)戒告(2)陳謝(3)一定期間の登院停止(4)議員の身分を失う除名‐の4段階を規定。懲罰委員会で内容を固めた上で、本会議で採決して正式決定する。猪木氏は懲罰動議可決を受け「真しに受け止めたい」と記者団に述べた。

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