岸田健作 桜塚やっくん代役で舞台主演

 元いいとも青年隊の岸田健作(34)が、今月5日に交通事故による心臓破裂で亡くなったタレントの桜塚やっくんこと斎藤恭央さん(享年37)の代役として舞台「新撰組伝~新章・150年後最後の武士~」(12月4~8日、東京・築地本願寺のブディストホール)に主演することが、12日、分かった。

 岸田の所属事務所が発表した。斎藤さんを“戦友”と呼んでいた岸田は「桜塚やっくんの名に恥じないよう」と友への思いを胸に舞台に立つ。

 亡き友人の遺志を継いで、岸田が主演舞台に挑む。

 舞台「新撰組伝‐」は当初、斎藤さんが主人公・沖田信司を演じる予定だった。突然の事故により上演が危ぶまれる中で、製作サイドは斎藤さんと親交の深かった岸田に白羽の矢を立てた。

 突然のオファーだったが、岸田は気後れすることなく出演を決意。「桜塚やっくんの名に恥じないよう」と斎藤さんのやり残した仕事をしっかりと務める覚悟だ。お笑いタレント・坂本ちゃん(47)や、斎藤さんと同時期に「エンタの神様」に出演していた長井秀和(43)ら共演者も岸田の代役には賛成しているという。

 岸田は11日夜に、衣装を着て写真撮影などを行った。本来なら斎藤さんが着るはずだった衣装に袖を通し、「気持ちが引き締まる思いと桜塚やっくんがこの舞台で伝えたかった思いを多くの方に伝えていきたい」と並々ならぬ決意を表明した。

 岸田は自身がボーカルを務めるバンド「RoViN」での活動中に斎藤さんと知り合った。互いに“戦友”として夢を語り合っていただけに、今月8日の通夜では、人目もはばからず、号泣していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス