「たかの友梨」に広告改善指示 東京都

 美容効果を誇大にうたった広告を出したとして東京都は18日、エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を経営する「不二ビューティ」(渋谷区)に、景品表示法に基づく改善指示を出した。

 都によると、同社は新聞の折り込みチラシやホームページに掲載していた「幹細胞美顔トリートメント」の広告で、合理的根拠を示さず「細胞レベルでの若返り」とうたっていた。

 さらに期限までに申し込むと特別価格が適用されるかのような表示をし、実際は期限が過ぎても同じ価格を続けていた。

 1月に都の指摘を受けて広告を修正した。都は、誤認の恐れがある表示を今後しないよう求めている。

 同社は「広告を制作する部署だけではなく、役員や従業員に景品表示法などを周知し、広告表現の適正化を図りたい」としている。

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