「桐島‐」作品&監督&編集の3冠

 「第36回日本アカデミー賞」授賞式が8日、都内で行われ、吉田大八監督(49)による神木隆之介(19)主演の青春群像劇「桐島、部活やめるってよ」が、最優秀作品賞を受賞。最優秀監督賞、最優秀編集賞と合わせ3冠に輝いた。

 作品名が呼ばれた瞬間、吉田監督ら桐島チームのスタッフは、信じられないといった様子で目を丸くした。同作は観客の口コミで人気に火がつき、ロングランを記録。「桐島現象」と呼ばれる異色のヒットを記録していた。

 吉田監督は「まさかとれるとは。本当に驚いています」と感激。同作の演技で新人賞を受賞した橋本愛(17)は「監督の喜ぶ顔が一番うれしい」と笑みを浮かべていた。

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