華流“踊るお天気アイドル”日本参戦!

 台湾の7人組お天気アイドルグループ・ウェザーガールズが10月17日発売のシングル「恋の天気予報」で日本デビューすることが8日、分かった。日本や韓国のガールズグループがしのぎを削る日本の芸能界に、中国文化圏の華流(ファーリュー)の女性アイドルグループがデビューするのは初。制服や戦隊もののコスプレで踊りながら天気予報を伝える全員20歳代の“踊るお天気アイドル”が、日本に新たなブームを巻き起こす。

 台湾の踊るお天気アイドルが海を飛び越え、アイドル戦国時代の日本に“参戦”する。

 ウェザーガールズは2010年、台湾のインタネットテレビで放送された天気予報番組「WEATHER GIRLS」で現地デビュー。台湾の天気予報は男性キャスターが多く、番組プロデューサーが「面白い天気予報番組を作りたい」と考えたことから、踊りながら天気を伝えるユニットが誕生した。

 斬新なパフォーマンスに加え、台湾では珍しいコスプレで踊る美女らはネットで話題沸騰。これまで数百人がオーディションを受け、38人がウェザーガールズの一員として活躍。日本では選抜された7人で活動する。

 7人は先月14日に日本に初上陸。16日から20日までフジテレビ系「ノンストップ」でダンス付きの日本語天気予報を披露したが、「愛らしすぎて天気予報が頭に入らない」と評判に。また、8月5日からはインターネット放送局「@TV」で、日本での初レギュラー番組「日曜日の特別授業!ウェザーガールズのニッポンを勉強するバラエティ」(日曜、後4・00)もスタートした。

 デビュー曲は、西野カナ(23)、JUJU(36)らを手掛けたJeff Miyahara氏がプロデュースしたノリノリのダンスチューン。同曲をひっさげ今月10日には、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われるイベント「a‐nation」のオープニングアクトとして出演する。

 メンバーは「夢は紅白歌合戦に出場すること!日本のみなさん応援して下さいね!」と晴れやかな笑顔で日本での活躍を誓っていた。

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