エリカ様、主演映画の完成披露を欠席

 女優の沢尻エリカ(26)が主演した映画「ヘルタースケルター」(7月14日公開)のジャパンプレミアが5日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で開かれ、5月から心身のバランスを崩し、休業状態の沢尻は姿を見せなかった。舞台あいさつは“主役不在”という異常事態となったが、沢尻は「早くみんなに会えるよう公開に向け気持ちを立て直して頑張ります」とメッセージを発表。14日の初日舞台あいさつに向け、出席の調整をしているという。

 「ジャパンプレミア」と華々しくうたい上げた完成披露試写会は、“主役不在”という異常事態。とはいえ、集まった観客400人は映画本編の上映では、皮肉にもエリカ様の存在感をこれでもかと見せつけられた。冒頭から、あらわになったバストトップと激しいラブシーンの連続。“エリカ乳”の目撃者たちは、ゴクリと生つばをのみ込んだ。

 会場では、配給会社に届いたという沢尻の欠席メッセージが読み上げられた。「エリカはいっぱい悩んだけど、いっぱい伝えたい気持ちがあります。早くみんなに会えるよう公開に向け気持ちを立て直して頑張ります」と“再会”を約束するものだった。この日午後に電話で話した蜷川実花監督(39)も「みんなにごめんね、と伝えて」と謝罪していたことを明かした。

 結局、登壇したのは蜷川監督、大森南朋(40)、水原希子(21)、綾野剛(30)ら5人。綾野は「主役がいないのもこの作品ならありなんじゃない?」とニヤリと笑い、大森は「早く元気になってほしいね」と気遣った。

 同作は全身整形のモデル・りりこ(沢尻)が芸能界のトップに上り詰め、やがて破滅していく生きざまを描く。ストーリーの中心はりりこと、寺島しのぶ(39)演じる女性マネジャーと、桃井かおり(61)が演じた所属プロダクション社長とのやりとりだが、海外で映画撮影中の桃井、出産を9月に控える寺島も不在では、微妙な空気が流れるのも当然だった。

 名誉挽回とばかりに14日の初日舞台あいさつには出席する意向を示した沢尻だが、本当に姿を現すのか、観客の注目はそのバストトップ以上に集まっている。

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