高安、名古屋場所へ新宿舎で稽古開始

 「大相撲名古屋場所」(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)

 左上腕筋の部分断裂で先場所を全休し名古屋場所がカド番の大関高安(28)=田子ノ浦=が26日、名古屋市西区に移転した新宿舎で稽古を開始した。三段目相手に胸を出し体の動きを確認。立ち合いの当たりも入念に行うなど2時間、みっちり調整した。

 17日まで徳島合宿で土台を作り、東京に戻ってから1週間、部屋で状態を整えた。「僕はいつでも稽古できる。明日からでもやっていく。(稀勢の里と)明日からやりたい」と部屋で兄弟子の横綱稀勢の里との三番稽古を希望した。

 新宿舎は部屋が広く、最高の環境。「疲れが取れる。僕1人では十分すぎる。メリハリ付けて相撲に取り組みたい」と力をこめた。

 昨年名古屋場所で新大関となりちょうど1年。「年6場所、大関として迎え、そのうち3場所で休場があった。6場所を全力で取るのは難しい。体も大きくなり年齢も重ねた。つまらない相撲は大関として取れない。年間通して戦う強い精神力を作っていく」と悲願の初優勝を目指す。

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