さだまさし中継ゲストで“にじみ出る相撲愛” 稀勢の里へ「そろそろ決着つけて」

 歌手で、相撲ファンとして知られるさだまさしが14日、NHKの大相撲初場所中継にゲストとして出演した。話題を振られるたびに実体験を織り交ぜながら相撲愛あふれるトークを披露した。

 好角家であることに加えて、09年から10年にかけての年またぎコンサートを国技館で行うなど、相撲と密接なつながりがあるさだは、親交がある春日野親方(元関脇栃乃和歌)と出演した。「こうして見ると土俵って狭いんですよね。これだけの力士が死力を尽くして戦うには狭すぎる」、「大きくても小さくても同じ土俵で同じクラスでも戦うのは、世界でもないんじゃないですか」と、熱戦を目の当たりにしての感想を漏らしていた。

 打ち出し後は、稀勢の里が栃煌山を圧倒した一番を、「稀勢の里の強さっていうのが、すごく印象に残りました」と振り返った。ただ、日本出身の横綱候補として期待がかかっていることには、「僕個人的には日本人力士、日本人力士ってあおるやり方はあまり好きじゃないんです」と全ての力士に敬意を表する発言をした。その上で「でもやっぱり素晴らしいお相撲さんにはもっともっと上にいってほしいと思いますので、稀勢の里関にはそろそろ決着をつけてもらってもいいんじゃないかと思いますね」と期待を寄せた。

 ネット上では、さだの“相撲愛”に好印象を受けた相撲ファンの声が見受けられた。「今日番付一番あげたのさだまさし」や、日本人力士についての発言を受け「完全に同意」とする意見が上がっていた。

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