内村航平プロ転向へ、コナミスポーツも理解 「体操をメジャーに」錦織に憧れも

 体操男子の“絶対王者”内村航平(27)=コナミスポーツ=が日本体操界では前例のないプロ転向を検討していることが31日、複数の関係者の話で明らかになった。11月の全日本団体選手権(代々木第一体育館)後にも所属のコナミスポーツを退社する見通しで、20年東京五輪に向けて新たな挑戦に踏み出す。

 挑戦を決意させたのは、何よりも「体操をメジャーにしたい」という思いだ。関係者によれば、内村は4年前のロンドン五輪後から、活動の幅を広げることに興味を示していたという。8月のリオデジャネイロ五輪で悲願の団体金メダルと、個人総合連覇を達成。大きな目標を成し遂げたことで、より次のステップに進みたい気持ちが強くなった。

 今年に入り、所属のコナミスポーツのCMに出演。会社内であん馬をするというコミカルな内容には大きな反響があったそうで、「奥さんには台詞が棒読みだったと言われたけど、みんな面白かったと言ってくれた。こういうのをどんどんやっていってもいいかなと思う。(テニスの)錦織選手がCMで侍の格好で木刀でテニスをしていたし、ああいうのを体操でできないかなと思ったりする」と話していた。プロになり、スポンサー企業が複数つけば、活動資金もできるほか、メディアへの露出機会も増え、発進力も強まる。これまで以上に体操の普及と選手の地位向上に貢献できるという思いもある。

 練習拠点は東京の味の素ナショナルトレーニングセンターが有力。現在の所属先のコナミスポーツも理解を示し、現在拠点としている体育館の継続利用などの支援を申し出たという。サッカー日本代表の岡崎慎司(レスター)や長友佑都(インテル・ミラノ)を担当するマネジメント会社がバックアップする。

 20年東京五輪に向け、これまで数々の歴史を塗り替えてきた“絶対王者”が、新たな道を切り開いていく。

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